第105章 柏木グループ壊滅

後ろ盾を失った柏木グループ本社は、再び警察のガサ入れを食らった。

前回は洗い切れなかった案件が、今回は根こそぎ掘り起こされる。

七瀬崚介の買い殺しは事実。その裏で手を回していたのが、柏木弘安――当然と言えば当然だった。

ネットのトップニュースは、この件一色。

『柏木グループ? 悪魔の企業! 柏木親子、非道の限り! 法を恐れぬ外道!』

各メディアが我先にと報じ、世間は騒然となった。

かつて風を呼び雨を呼んだ柏木弘安は、一夜にして億万長者から、誰もが石を投げたくなる「嫌われ者」へと転落した。

いまの彼は檻の中で、先の見えきった未来を眺めながら、灰になった心で膝を抱えている。

一方...

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