第48章 隠し事がバレた

午前8時半。栗山家。

栗山弥希が目を覚まし、リビングへ足を踏み入れると、父と母が重たい顔でソファに座っていた。

弥希は眉をひそめ、ゆっくりと歩み寄る。だが声をかける間もなかった。

次の瞬間、鋭い平手が頬を強く打ち据える。

ぱしんっ!

乾いた音がリビングに響き渡った。

栗山弥希は熱を持った頬を押さえ、怒りに顔を歪めた母を信じられない思いで見上げる。

「お母さん……どうして……?」

弥希は呆然と目を見開いた。

「どうしてですって?」

栗山の母は怒りで全身を震わせ、彼女の鼻先を指さして怒鳴る。

「栗山弥希、よくもそんな口が利けたものね。こんな恥知らずな真似をしておいて――その...

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