第39章

昨日の午後3時22分。

葵はトラックパッドの上に指を浮かせたまま、画面に表示された照会履歴の行に視線を釘付けにしていた。

裁判所からの照会。

彼女の元には裁判所からの通知など一切届いていないし、坂田弁護士のところにも来ていない。裕夫の追加申請が提出されたのは昨日の夜だが、記録が照会されたのは昨日の午後だ。時系列が合わない。

追加申請が提出される前に、裁判所が自発的に記録を照会することなどあり得ない。別の権限によるものでない限り。

葵は照会履歴の詳細をクリックした。照会者の欄に表示されていたのは裁判所の名前ではなく、一連の機関コードだった。彼女はそのコードをコピーし、国家企業信用情報...

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