忘れられた熱

サイラス

デイモンとセインを乗せて家に帰る道中も、俺のファイアボールが後部座席で一緒に押し込まれていたなら、もっと面白かったはずだ。だが現実には、運転するデイモンの後ろで俺は後部座席を丸々占領してだらしなく伸び、セインはたぶん道中ずっと、アイラとの精神リンクの妄想に浸っていた。退屈と、ほどよく健全な嫉妬がついに俺に勝つ。俺はスマホを取り出し、俺はまだここにいて、彼女のことを考えているのだと自分の番に思い出させてやろうと決めた。

俺:今日、俺のファイアボールは何してる?

ファイアボール:別にあなたに関係ないけど、今ちょうど発情クリニックを出たところ。

俺は反射的に体を起こし、その勢いで足...

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