マディ・ウォーターズ

セイン

くそったれのパイプ爆弾だ。サイラスは傷だらけの作戦室の卓に身をかがめ、ぐしゃりと潰れた残骸を手の中で弄っていた。エリックと志願者たちは、爆風に巻き込まれた四人のシフターを救おうと一晩中動き続けた。だが、間に合わなかった。死者の重みが鉛の板みたいに胸を押し潰す。じきに、遺族と向き合わなければならない。

「これは素人だな」サイラスが吐き捨てる。「基本は押さえてるが、まともなシフターなら誰でも作れる。あのクソ野郎は基礎以上を何も知らないか、死ぬほど怠け者か、どっちかだ」

窓の外を見つめ、爆発地点から上がる灰色の煙が、木々のあいだをだらだらと漂うのを追った。「境界にはセンサーがある。交代...

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