マッシュポテトを食べに来ただけだ-ロンダ(たぶん)

レイヴン

目を開けると、痛みにうめき声が漏れた。まばたきひとつするだけで、ひどく疲れる。頬が濡れていた。頭を持ち上げてみると、硬いものの上に寝かされていて、その濡れの原因らしいものが、まだ頬にべったり貼りついたままだった。

なんとか上体を起こし、顔に触れる。「なんだよ、これ……」

「お、よかった。熱が引いたな」背後のどこかでサイラスが言った。「これで俺は隅っこで泣きながら、ちんこを付け直せる」

手を引っ込めると、潰れたマッシュポテトがべっとりついていた。「……私、芋まみれ?」

喉がひりついて、何日も叫び続けたみたいに荒れている。部屋の惨状を見る限り、たぶん本当にそうだったのだろう。

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