欲望と義務

デーモン

もう三日近くになるが、アマニの発情期はまだ続いていた。彼女が誘惑そのものに肉体を与えられたかのように、しなやかに歩き回る日々が三日近く。俺が正気を保とうと必死になってから、三日近く。

願わくは、この最初の発情期を乗り越えさえすれば、次はもう少し楽に感じられるようになるといいのだが。

もし彼女が、俺たちの子を身籠っていなければの話だが。

俺は手で顔を覆い、呻き声を漏らした。部屋の向こうでは、俺のメイトが戸棚の上にちょこんと座っていた。長く編んだ髪を片方の肩から流し、その金色の瞳は獲物を見つめる捕食者のように俺を捉えて離さない。彼女はゆっくりと、意図的に下唇を舐めると、低く身を屈めて...

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