やりたいことをやる

セイン視点

さて、小さな狼が仕事をしたがっている。この偉業に挑もうとする彼女を、俺は誇りに思う。彼女にとっては、とてつもなく大きな山だろう。

俺自身は彼女に働いてほしいか? 答えはノーだ。

まだあれほど多くのシフターたちの身近に彼女を置くのは得策ではないとも思っている。だが、彼女には自分に価値があると感じてほしいのだ。自尊心と自己肯定感を高めてやりたい。

俺は渋々、その書類に署名した。

今すぐ彼女の部屋に駆け込んで、俺がお前を養ってやると宣言したい衝動を必死に抑え込む。書類を裏返し、確認すべき別の束へと手を伸ばした。これだけ巨大なパックともなると、終わりのない作業の連続だ。

議事録...

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