第442章

「そうだな。彼女に伝えたいんだ。ずっと好きだったって、何年も気持ちは変わっていないってね。でも、拒絶されるのが怖い。最後には友達でさえいられなくなるのが、怖いんだ」

 それは、彼がずっと懸念していたことでもあった。

 告白はしたい。だが、その結末が自分の望むものではなかったら……その恐怖が彼を押し留めていた。

「そんなことないわ」

 秋山棠花は優しく彼を慰めた。「颯兄さんは、この世界で一番優しくて優秀な男性よ。兄さんに愛される女性は、きっと誰よりも幸せになれるわ」

「だから颯兄さん、試してもいないのになぜ駄目だと決めつけるの? もしかしたら、その子も兄さんに好意を持っているかもしれ...

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