第153章:休暇申請

何年も前の試験用紙でさえ、ここにはまだ保管されていた。

家政婦は、デイヴィッドが喜びで今にも泣き出しそうになっているのを見て、ようやく胸をなで下ろした。

あのとき彼女は、これらが大切なものだと思ったのだ。何年も取っておいたのに、急に捨てるだなんて――そんなことがあっていいはずがない。いつかデイヴィッドが必要とするかもしれない。

案の定、デイヴィッドはそれを探しに来た。

デイヴィッドはそれらを開く指先を震わせた。

中にはノートまで入っていた。エミリーの文字は美しく、二人が一緒に過ごした時間が、忠実に書き留められている。

まだ、ここにある……!

何ひとつ捨てられていない……!

なら...

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