第41章真実

デイヴィッドはためらいもなく袖をまくり上げた。「俺はB型だ。俺のを使え!」

ジョシュアも、心配でいっぱいの目をしたまま腕を差し出した。「僕はO型、万能ドナーだ。僕のを使って」

ジョシュアとデイヴィッドのあいだには、表には出さない緊張があった。水面下でくすぶる対抗心――そんなものが、確かに漂っている。

二人とも必死だった。献血したくてたまらず、視線はティモシーに釘づけになる。

チェイスのベッド脇に立つリリーは、顔色を失い、今にも泣きそうに歪んでいた。だが突然、はっと顔を上げ、鋭く、半ば叫ぶように言った。「だめ!デイヴィッドは献血できない!ジョシュアのを使って!」

ティモシーは目を見開い...

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