第6章

 画面がまばゆい光を放って起動した。地下室の静まり返った空気を、一つの悲鳴が切り裂く。

 それは私の声だった。耳障りなノイズが弾ける中、ステンレス製の台の上で無惨に切り刻まれていく私の断末魔の絶叫が響き渡り、やがて動かなくなった私の死体だけが残された。モニターの病的な光が、見開かれたヴィンチェンツォの瞳に反射していた。

 情報担当は震えながら、ダークウェブの映像を流すひび割れた端末を握りしめていた。もう片方の手には、証拠品袋がつままれている。

「映像の配信元は、地下の解体室でした……ボス、辺り一面血の海で。そして、床にこれが」震える声でそう告げると、彼は冷たい解剖台の上にそれらを置いた...

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