第227章

高橋玲はギリッと歯を食いしばった。一体どういうことだ。

なぜ藤原時夜が夜更けに酔って暴れた挙句、彼女のベッドを占領しているのか!

せっかくの眠気も、この騒ぎで完全に吹き飛んでしまった。

安らかな寝顔を晒す藤原時夜を見下ろしていると、ふつふつと怒りが湧き上がり、彼女は勢いよく掛け布団を剥ぎ取った。

その腕を掴み、ベッドから引きずり下ろそうとする。

しかし何度引っ張っても、藤原時夜はベッドに縫い付けられたかのように、ピクリとも動かない。

むしろ高橋玲の方が息を切らし、額にはうっすらと汗が滲んでいた。

「ふざけるな、さっさと降りろ! ここは私のベッドだ!」

高橋玲は声を荒らげた。

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