第45話

寧々は息も絶え絶えに泣きじゃくり、言葉すらまともに紡げない。

「おばあちゃんに、葵さんが何をしてるのかって聞かれて……私、うっかり二人が離婚するって言っちゃって……そしたらおばあちゃん、ショックで倒れちゃって……」

彼女は肩をすくめ、指を強く噛みながら、小さな顔を真っ赤にしている。

「和也さん、わざとじゃないの。おばあちゃんを慰めたかっただけなのに、私ってばバカだから……少し話しただけで怪しまれちゃって。問い詰められたらパニックになっちゃって、全部話しちゃったの」

寧々は和也の袖をきつく握りしめ、恐怖と罪悪感に満ちた瞳で見上げた。

「和也さん、ごめんなさい。本当にごめんなさい、私を...

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