第38章

「ベラ、君は本当にすごいな!」

ジョニスが私を褒め称える。

「調剤だけじゃなく、外科手術も得意だったのか? まったく、君は宝の山だ。驚かされてばかりだよ!」

「ベラ姉さん、すごいよ!」

アーチーとアーサーが興奮した様子で、私の周りを飛び跳ねる。

ハロルドは安堵と喜びの入り混じった眼差しを向け、マルクス兄さんは顎を上げて誇らしげに言った。

「これくらいの試験、ベラにかかれば朝飯前さ。お前たち、いちいち騒ぐなよ」

マルクス兄さんはそう言うけれど、喉の奥が見えるほど大口を開けて笑っている。

私は苦笑しながらマルクス兄さんを軽く叩き、少しは自重するように促した。

「嘘でしょう……」...

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