第246章 犯人は死すべし

上村サラ POV

私の傍らにいた老婦人が、少女に支えられながらようやく立ち上がった。

その時になってようやく、この老婦人がムカリの祖母なのだと悟った。

「ごめんなさい、ごめんなさい、全部私のせいなんです」

私は涙でぐしゃぐしゃになった顔を上げて彼女たちを見つめ、それから鈍い動きで周囲の人々へと視線を巡らせた。

「本当に、ごめんなさい」

ムカリの家族を前にしては、『ごめんなさい』と謝る以外、かけるべき言葉が何一つ見つからなかった。

老婦人は身を屈め、私の腕にそっと手を添えて、聞き慣れない言葉を口にした。

傍らの少女が涙を拭い、英語で通訳してくれた。

「お祖母ちゃんは、あなたの...

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