第247章 アッラーの罰

上村サラ POV

トロサが自らの手で殺人鬼を殺すと言い放った瞬間、祖母の鋭い叫び声が響いた。

「トロサ!」

キヤが焦燥に駆られた声で言った。

「トロサ、あなたがムカリの親友なのはみんな知ってるわ。幼馴染だもの。でも、行っては駄目。お祖母様が許さないわ」

トロサは揺るぎない視線で祖母を見つめ返し、両者は重い沈黙に包まれた。

その時、入り口から再び喧騒が巻き起こった。一人の若者が人だかりを押し分けて駆け込んできて、大声で切羽詰まったように何かを叫んだ。

トロサはすぐに私に向かって言った。

「殺し屋の痕跡が見つかった。西のコーヒー農園だ、あそこで銃声がしたらしい。今すぐ奴らを狩りに...

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