第137章。

エズラ視点

腕の中のタリア、その甘い唇が俺の唇に重なって、まるで天国に戻ったみたいだった。

しばらくここでのんびりしていると、客室乗務員が食事と飲み物を持って降りてきた。

そのうちの一人がやたら俺の気を引こうとしてきたが、俺はひたすら無視し続けた。だがタリアのほうは、必死に媚びてくるその女を無視しなかった。

そして、あの女がタリアに敵うはずがない。どんな意味でも。

レオンが降りてくると、客室乗務員は勝ち誇ったような顔をした。タリアが頼んだだけでレオンが自分をクビにするなんて信じていないんだろう。けれど――その女は根本的に間違っている。

レオンが妹のためにしないことなんて、何ひとつな...

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