チャプター 181.

タリア視点。

相手チームがこちらへ寄ってきて、ボールを回し始めた。試合前に私にちょっかいを出してきた選手が、シュートを打とうとリング下へ駆け込む。だがキャメロンが素早く手を伸ばし、そいつからボールをひったくった。

それでまた、私たちは反対側のゴールへ攻め上がる。何度もボールを回してから、ブレントがシュートを狙ったが外した。キャメロンがリバウンドを取り、私へ放る。私はそのまま、もう一本スリーポイントを沈めた。

「いったい、どうなってんだ……」相手の選手の一人が目を丸くして私を見る。私はただ笑ってウインクを返し、くるりと背を向けて、また自陣のゴールへ走った。

最初の八分が終わった時点で、私...

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