第二十七章

ブラッドリー視点。

タリアとようやく、敵としてじゃなく同じチームで公式戦を戦える。練習を重ねるうちに、俺たちは信じられないほど噛み合うようになった。

今じゃまるで、いつも同じ波長に乗っていて、言葉でやり取りする必要がない。誰かがプレーを起こし始めると、いちいち叫ばなくても、全員が自分のやるべきことを分かって動ける。

それは試合中、間違いなく大きな助けになる。俺たちのプレーが相手にとって意表を突くものにもなるだろう。

ただ、それでもだ。あいつら――俺の元チームの連中が、試合前からタリアに向けて飛ばしてくる下品なヤジがどんなものか、俺はよく知っている。起こり得るって覚悟はしていた。だからっ...

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