チャプター 218

ブラッドリー視点

シュートに持ち込もうとしたが、相手チームにボールを叩き落とされ、ボールはエズラの腕の中に転がり込んだ。

俺たちは少しボールを回し、ふと見るとタリアの周りをトビー、トニー、クリスが囲んでいる。けれどタリアはそれが可笑しいみたいに、口元をつり上げてにやりと笑った。

エズラがタリアにパスを出す。タリアは跳び上がり、そのままフェイドアウェイに入ってボールを放った。そしてそれがリングに当たる前から、俺たちはもう後ろへ走り出していた。

それを試合の第一クォーターの間ずっと繰り返し、やがて最初のインターバルになった。

「さすがだ、タリア。いつも通り見事だ。二十八対十五でこっちがリ...

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