チャプター 33.

タリア視点。

ニコの運転がやたら飛ばすものだから、学校までの道のりはあっという間だった。正直、車酔いしそうになったくらいだ。

でも、文句は言わなかった。学校に着くと、テオがドアを開けて、車から降りる私に手を貸してくれた。

「いいか。俺たちと一緒に来たら、たぶんジロジロ見られる。けど無視しろ。俺とデクランとカイルで、時間割とロッカー番号を取りに行く。親父が言ってた通り、お前の授業は全部俺と同じだ」テオは笑って言い、私はうなずくだけで返した。

「バンビーナ、昼に会おうね。うちの兄貴に変なことさせられないように」アダムがそう言って私の額にキスをし、ブライアンも、ジョシュアも同じようにしてから...

ログインして続きを読む