チャプター 49.

タリア視点

またケイデンの腕の中で目を覚ませるなんて、これ以上ない幸せだった。彼の隣で眠ることが、どれほど恋しかったか。

しかも彼はいつだって私に優しい。とくにキスされると、お腹の奥がきゅんとして、蝶が何匹も舞うみたいにそわそわする。

「ねえタリア。ケイデンみたいな素敵な人があなたを支えてくれて、本当に良かった。あの子、心からあなたのこと大切にしてるのが伝わってくるもの」エマが心からの笑みで言い、私は真っ赤になった。

「もしあなたが私の娘だったら、ケイデンみたいな子と一緒にいる姿を見られて、どれだけ嬉しいかしら。しかもこれからは私たちがあなたとご家族のために直接働くことになるんだもの。...

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