第五十一章。

ケイデン視点。

リアがザックとコールのところへ行きたいと言ったとき、昨日の一件があっただけに、正直なところ複雑な気持ちになった。だが、リアの直感は信じている。それに、二人とも本当に落ち込んでいて、罪悪感を抱えているように見えた。

こうして歩み寄れて、リアと仲直りできたのがうれしい。何だかんだ言っても兄弟なのだから。リアの顔に笑顔が戻ったのを見て、胸の奥がじんわり温かくなった。

朝食のときも、二人が本気でリアを甘やかしているのが伝わってきた。リアはそれくらい大事にされるべきだ。

それから、母さんと一緒に買い物に行くという話になったとき、リアがすぐに「私も一緒に行ける?」というふうに考えて...

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