チャプター 75。

レヴィ視点

なんて夜だ。

まず、階段を降りてくるリアを見た瞬間、あまりの美しさに息をのんだ。

まるで妖精の姫君みたいで、こんな子が俺の恋人だなんて誇らしくてたまらない。

それから車の中でブレスレットを渡したときも、気に入ってくれたのが嬉しくて仕方なかった。

そしてまた、リアがケイデンと並んでボールルームへ降りてきたとき――もう一度、息を奪われた。

この地上を歩く女の子の中で、彼女がいちばん綺麗だ。

でも、リアとケイデンが飲み物を取りに行こうとしたそのとき、でかい虎が二頭、まっすぐ彼女に向かって駆けていくのが見えて、心臓が止まった。

床に倒れたリアの上に、あいつらが覆いかぶさって...

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