第109章妊娠していますか?

そのキスは優しく、しかしいつまでも続くかのように甘く長引いた。ロナルドは当初、ほんの軽い口づけで済ませるつもりだったのだろう。だが、時間が経つにつれて彼の自制心は脆くも崩れ去っていった。

アデラインは抵抗するどころか熱烈に応じたため、ロナルドはますます衝動を抑えきれなくなっていた。

彼はアデラインをふわりと抱き上げると、その太ももを指先で気怠げになぞった。「いいのか?」と、彼は低く囁く。

アデラインは頬を真っ赤に染め、再び彼の唇を奪うことでその問いに答えた。

わざわざ聞く必要があるのだろうか?こんな時だというのに、彼のそのやけに紳士的な態度が、今ばかりは恨めしいくらいだった。

彼女の...

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