第124話スキャンダルガールフレンド

スポーツウェア姿の若い男が入ってくると、周囲の者たちは居心地悪そうにそわそわし始めた。

フローラの隣に座っていたレアが、申し訳なさそうに手を挙げた。「今日、インターンの親睦会があるって話したら、フィンさんが『あなたも来るのか』って聞いてきて。それで、同じ大学の出身者も集まろうって彼が提案したの」

レアはアデラインと同じ大学の出身だったが、学部は違っていた。

アデラインは嬉しそうに驚いてフィンを見た。「フィン、あなたもオピュレント・トレジャーズで働いているの?」

「マーケティング部にいるんだ」フィンは部屋を見回し、先ほど話していた男に視線を止めた。「ジョン、コンペが始まる前から諦めるのか...

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