第185章却下されました

シャーリーが話し終えるか終えないかのうちに、デザイン部のカイダが真っ先に異議を唱えた。「スミスさんは元々デザイン部の所属ではありませんし、チーフデザイナーへの就任はウィリアムズ社長が手配したものです。彼女が契約を結んだ際、彼女の作品が会社の所有物にはならないことは、部の全員が承知していました」

それこそが、アデラインがチーフデザイナーの職を引き受けるにあたって提示した条件の一つだった。

何しろ、彼女のデザインコンセプトの多くは、大規模な商業生産には向いていなかったのだ。

しかし、会社側は彼女の知名度を利用したいと考え、このような業務提携という形に落ち着いたのである。

実際のところ、ロナ...

ログインして続きを読む