第二百一章

リード視点

「お前が俺の目覚めを待っていた時も、こんな気持ちだったのか?」

この六ヶ月、俺たちのメイトが眠っている間に新しく建てた部屋で、俺は向かいに座る双子の片割れに尋ねた。

まあ、眠っているというのは聞こえのいい言い方だ。彼女は呼吸をしていない。だが、死んでもいなかった。肌は王冠と同じくらい明るく輝き、時折、深く息を吸い込むことがあった。そのたびに俺たちは「もう待つ必要はないんだ」と思うのだが、彼女はまた深い眠りに落ちてしまうのだった。

それは筆舌に尽くしがたい拷問だった。王国全体が固唾を飲んで、彼女が目覚めるのを祈っていた。

「こっちの方がよっぽど酷い。お前の時は、彼女の血がお前...

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