第八十五章

バスルームから出ると、ショートパンツとチューブトップだけの格好の私を待ち構えていたかのように、彼らはインスタントヌードルの箱を破り、我が家のようにくつろいでいた。

「まだいたの?」私は慌ててローブを羽織って体を隠しながら尋ねた。

二人とも私の裸を見たことがあるというのに、おかしな話だ。

「え、うん」リードが口に食べ物を入れたまま、気まずそうに答えた。

『今の、ものすごく可愛いって思うの、私がおかしいのかしら?』ローラが頭の中でつぶやく。

『おかしいのはあんたよ、ローラ。ちょっと落ち着いて。この男たちを追い出さなきゃいけないんだから』私は言い返した。

『なんでえええ?一晩だけ、泊まら...

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