第九十一章

発情期は、さらに四日間続いた。

地獄のような、過酷な四日間だった。

あたしはなんと、ドアダッシュでバイブレーターを注文したのだ!

新しい人生で、これ以上ないってくらい恥ずかしい瞬間だった。しかも最悪なことに、配達してくれたのは人間の男性で、彼がここまで来る途中でそれを落としてしまって、あたしが何に使うかバレてしまったらどうしよう、なんて想像が止まらなかった。

さらに最悪なことは? そんなもの、クソの役にも立たなかったことだ。

三日目には、リードと電話している最中に、うっかり喘ぎ声が漏れてしまった。

「もしかして……今、自分でしてるのか?」彼は息を呑み、驚いたように尋ねた。

バレ...

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