第10章

夏目南は、朝日知也に連れられて、彼の言うAI技術交流会に参加した。

夏目南の姿を認めた瞬間、野村教授の目がぱっと輝く。

「南か。久しぶりだな」

夏目南は一歩進み、野村教授をそっと抱きしめた。胸の奥がつんとして、今にも泣きそうになるのを必死でこらえる。

「野村教授、お久しぶりです」

野村教授は彼女の肩をぽんぽんと叩いた。まなざしはどこまでも優しく、まるで実の娘を見るようだった。

「卒業してから、まるで音沙汰がなかったからな。今もAI関係の仕事をしているのか?」

その問いに、夏目南の顔がかっと赤くなる。

うつむいたまま、答えに詰まった。恥ずかしさと後ろめたさで、どう返せばいいのか...

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