第14章

「あんたが? 大会に出るって? 勝負になるとでも思ってるの?」

夏目南が言い終えるやいなや、周防園子は鼻で笑って、あからさまに見下した口調で言い返した。

すぐに何か思い当たったように、ああ、とわざとらしく声を上げる。

「なーんだ。さっき私が部活のロボット大会に出るって言ったから、自分もAIロボットの大会に出るとか言い出したんでしょ? バカじゃないの。営業しかしてこなかった主婦が、何で戦うわけ?」

「園子!」

祖父の手が食卓をどんと叩いた。耳を打つような大きな音が響く。

「お前の躾はどうなってる」

祖父が本気で怒ったのを見て、周防園子は夏目南をきっと睨みつけたものの、不満げに唇を...

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