第18章

めったにない週末。夏目南は久しぶりにぐっすり眠り、背筋を伸ばしてから、ようやく今日一日の段取りを真面目に組み立てた。

まずは病院で検査。ここ最近、薬でどこまで抑えられているのかを確認する。状況が許すなら、腕のいい医師に診てもらえるよう予約も取りたい。

——たった一年。あるいは、それより短いかもしれない。

そんなの、納得できるはずがなかった。

今の生活のスピードを知ってしまったら、なおさらだ。簡単に死ぬなんて、手放せるわけがない。

時間があれば、お爺さんと治美の顔も見に行く。まだ余裕が残っていたら、街に出て服を二着でも買おう。

服は周防律のところに置いたままだ。取りに戻るくらいなら...

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