第295章 食事でも君の口は塞げない

それから別のリハビリセンターをいくつか回り、総合的に比較した結果、最終的に最初に見学した施設を選ぶことにした。

小椋京香のリハビリの手配をすべて済ませると、福田翔陽が家まで車で送ってくれた。

一日中バタバタと駆け回っていたせいで、ろくに食事もとっていなかった。

さすがに少しお腹が空いてきた。

「美玲、もしよければだけど……図々しくもこのまま残って、俺に夕飯を作らせてもらえないかな」

彼が家で食事をしていくのは初めてではないため、私としては特に特別な感情を抱くこともなく、自然に受け入れた。

「でも、家に食材がありませんよ」

ここ数日は森本友紀が泊まり込んでいるため、買った食材はそ...

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