第326章 どこに絶対的な公平があるのか

普段は一番賑やかなうちの部署でさえ、今日の午後は妙に静まり返っていた。

時間的に考えれば、今日の午後には役員たちが何らかの動きを見せるはずだった。

だが、退社時間が近づいても、何も耳に入ってこない。

時計の針を見つめながら、もしかして私の予想が外れたのだろうか、と思わず考えを巡らせた。

まあ、深く考えるのはやめよう。どうせ、ここ一両日中には何らかの結果が出るのだから。

定時になると同時に、私は荷物をまとめて退社する準備を始めた。

その時、オフィスの入り口に山本宏樹が姿を現した。

彼の顔色は暗く、その瞳には不快感とやりきれなさが入り交じっていた。

「木村美玲、どうしてあんなこと...

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