第343章 君たちに会いたかった

あと数日で生理が来るせいか、ここ二日ほど下腹部に重だるい違和感があった。

お湯を張って足湯をし、そのままベッドに潜り込もうと準備をしていた。

そんな時、お祖母様から電話がかかってきた。

用件はだいたい察しがついた。実家での食事に誘うつもりなのだろう。

それと、私と山本宏樹に早く子供を作れという催促だ。

けれど、お祖母様は私たち夫婦がもうすぐ離婚することなど知る由もない。

お祖母様は山本家の中で誰よりも私を可愛がってくれた。だからこそ、ギリギリになるまでこの事を伝えて悲しませたくはなかった。

通話ボタンを押した。

「お祖母様、どうしました?」

「美玲ちゃん、寂しかったわよ」

...

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