第339章 御影様がクズを虐め始める

御影星奈は片手で木の枝を掴むと同時に、攻撃者の顔をはっきりと捉えた。

懐中電灯の光に照らされ、男の顔色は恐ろしいほど真っ青だった。

唇は乾ききり、薄着のせいで全身がぶるぶると震えている。

これ以上ないほど、みすぼらしい姿だった。

御影星奈がまだ力を込める前に、羽鳥理はぐにゃりと倒れ込んだ。

道中で見かけた血痕は、すべて彼が流したものだった。

男は肩を銃で撃たれており、傷口からは絶えず血が溢れ、右の手のひらは完全に血で染まっていた。

長年の時を経て、二人が再会したのが、まさかこれほど無様な場面になるとは。

御影星奈は躊躇なく温暖のお札を一枚取り出し、彼の腰腹部に貼り付けた。

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