第343章 私の弟は恋愛脳

松山守はしばらくして、ようやく御影海が先輩のあの安っぽいクズ親父であることに気づいた。

「よくやった!」

どう見ても御影の人間がまた身の程知らずにも御影星奈にちょっかいを出しに行ったのだろう。

あんな奴らには、直接拳で語るべきだ。

一体どの面下げて治療費を要求できるというのか。

かつての栄光が大きければ大きいほど、今の落ちぶれぶりは惨めなものだ。まさか治療費すら出せないとは。

ちっ、ちっ。

自業自得だ!

松山守は続けて、御影星奈がいつJ市に戻るのか尋ねた。

御影星奈は上山瑾の件を考え、時間を推し量った。「半月くらいかな。年が明けたら道観のことはまず君に任せる」

重責を託さ...

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