第30章

小林はふんぞり返って言い放つ。

「笑わせるな、この俺がビビるとでも? もし本当に『海内』の目薬を調合できたら、逆立ちして歩いてやるよ!」

傍らの田染が眉をひそめて窘めた。

「小林くん、あまり大口を叩くものではないよ」

だが小林は自信満々に言い返す。

「田染先生、見ていてくださいよ。この女子高生はただのハッタリです。本当にレシピを知ってるなら、どうして今日まで売りに出さなかったんです? 前のライセンス契約先とそのまま更新すれば済む話じゃないですか!」

琳は鼻で笑った。

「前の契約先がケチだったからよ」

銀海ファーマの人間がすかさず声を張り上げる。

「問題ありません。我々は本日...

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