第26章 きらきら輝く女の子

一週間後。

北村瑛太は分厚い請求書の束を抱え、病室に入ってきた。

表情はどこか気まずそうで、ちょうど見舞いに来ていた宮崎健もそこにいる。北村の視線が宮崎と工藤花恋の間を行ったり来たりした。まるで、熱い芋を誰に押しつければいいのか決めかねているみたいに。

「北村先生、何かありましたか。……私、また悪くなったんですか?」

花恋がそう尋ねると、宮崎が眉をひそめた。

「あるなら言えよ。もじもじして何なんだ」

「……お前な」

北村は宮崎を一瞪みしてから、言いかけて止めた。

「工藤さん……」

花恋は、その一瞬の間に滲んだ居心地の悪さを見逃さない。

上体を起こそうとする。宮崎が反射的に...

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