第241章 ならば失礼する

……

「ええ」

葉山立夏は頷き、その顔にようやく微かな笑みを浮かべた。「すべての提携先に通知して。予定していた納品計画は、延期しないどころか、二十パーセント前倒しで完了させると」

彼女は言葉を区切り、その場にいる全員を見渡した。

「それから、財務部にも伝えて。今回の修復プロジェクトに参加した全従業員に対し、今月は給与を三倍、プロジェクトボーナスを二倍にする。ヘルマン氏のチームには、契約金とは別に三十パーセントの報奨金を追加で支払うわ」

今度こそ、本当に屋根が吹き飛ぶほどの歓声が上がった。

その知らせは羽が生えたかのように飛び交った。

資本市場が真っ先に反応した。

葉山グル...

ログインして続きを読む