第265章

一晩中、寝返りを打ちながら考え込んだ。

翌朝早く、私は坂東に車を出させ、シコン病院へと向かった。

坂東は少し心配そうだった。「小林お嬢様、もう少し人を連れて行きましょうか? 危険な目に遭うのではないかと心配です」

私は少し考えてから、頷いて同意した。

藪蛇にならないよう、坂東は気を利かせて他のボディガードたちを密かに後を追わせた。

ほどなくしてシコン病院に到着し、私たちはまっすぐにリダの元へ向かった。

リダは私の訪問にひどく驚いていた。

さらに、私のそばに坂東が控えているのを見て、少し訝しげな表情を浮かべた。

「小林さん、私に何か用ですか?」

私は単刀直入に切り出した。「リ...

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