第270章

翌日、私はヴィシャが所属するバレエ団へ彼女を訪ねた。

ヴィシャは一連の動きをすべて踊って見せてくれた。以前にも振り付けの手直しをした経験があったため、私はすぐに彼女の動きを修正することができた。

ヴィシャがもう一度踊り直すと、たちまち満面の笑みを浮かべた。

「小林、あなたって本当にすごいわ。さっきの動き、ずっと違和感があったの。でもあなたが手直ししてくれたら、途端にスムーズで自然になったわ」

私は謙遜して笑った。

「この振り付け自体が素晴らしいから、私もかなりインスピレーションをもらえたのよ」

ヴィシャがもう一つ直せそうな動きがあると言うので、私たちは一緒に検討を重ねた。

ほど...

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