第313章

直也は目をこすりながら、とろんとした視線を向けてくる。その瞼は重そうで、明らかに眠気が限界に達しているようだった。

 それでも彼はトテトテと駆け寄ると、私にぎゅっと抱きついてきた。

「ママ。何があっても、僕はママの味方だからね。もしまたあんなことがあっても、僕が絶対、ママを守るから」

 そう言って、私の手をきゅっと握りしめる。

 そんな息子の姿に、胸の奥が温かく溶けていくようだった。私は愛おしさで胸がいっぱいになりながら、彼の頭を優しく撫でた。

「直也は、ママにとって最高の『ナイト』だもんね?」

 直也は力強く頷く。

「うん、当然だよ!」

 私は直也の手を引いて部屋へ送り届け...

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