第366章

母の目の前で語られたからこそ、西田蓮の言葉はいっそう信憑性を帯びて響いたのかもしれない。

食事が終わると、母と渡辺さんが食器を片付け始めた。私も手伝おうと腰を浮かせたが、すぐに母に手で制されてしまう。

「あなたたちはリビングでゆっくりしてて。ここは私たちがやるから」

母の勢いに押され、私は仕方なく西田蓮と直也を連れてリビングへと戻った。

直也は西田蓮の手を引っぱると、目を輝かせて言った。

「西田さん、パズルしようよ! 新しいのあるんだ、まだ開けてないやつ!」

西田蓮は微笑んで頷く。

「ああ、いいよ。一緒にやろう」

直也のどんな要望も、彼は決して拒もうとしない。

絨毯の上に座...

ログインして続きを読む