第423章

林田翔太の裏切りと陰謀。それらは私に、もう二度と恋なんてできないし、幸福に触れることさえ許されないのだと思い込ませるには十分すぎた。

 しかし、運命のいたずらか、私は西田蓮と再会してしまった。

 中学時代に思いを寄せていた彼が、数年の時を経て、こんなにも不思議な形で私の人生に舞い戻ってくるなんて。

 彼は私の生活に寄り添い、数え切れないほどの問題を解決し、私を支え続けてくれている。

 私の家族に対してもそうだ。母であろうと、私の子供たちであろうと、まるで自分自身の家族であるかのように、至れり尽くせりの愛情を注いでくれる。

 私はもう、彼と共に生きると心に決めている。

 私たちは互...

ログインして続きを読む