第626章 食中毒

これって、私と蓮の状況と似ているのではないだろうか?私たちも食卓を離れ、部屋に戻ってからようやくあの吐き気が収まったのだから。

こうなると問題は明白だ。決してただの胃もたれなどではない。

「明日、必ず病院で精密検査を受けよう」私は奈菜に言った。「あの山村で食べた食事に原因があるような気がするの」

幸い、今はもう何ともない。あの吐き気がずっと続いていたら、かなり辛かっただろう。

奈菜が承諾したのを確認して電話を切り、私は思わず眉間を揉んだ。

あれほど警戒していたのに、結局防ぎきれなかったとは。

大事に至らなければいいのだが。

「心配しなくていいよ。これだけ日数が経っても他の症状が...

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