第747章 食い違い

「それ以外に、そっちでは何か起きた?」

 私は彼らを見て尋ねた。

 あちらの状況は、私と西田蓮が遭遇したものとはまったく異なっているようだった。

「特に何もなかったと思うけど。強いて言えば、双子の女の子が同じケーキを巡って口論になったくらいかな」

 上村愛美は少し思い出してからそう言った。

 私はそれを聞いて、思わず口元を引きつらせた。なんだそりゃ。

「そっちでは何か特別なことがあったの?」

 石原実花が鋭く切り込んできた。

 私は頷いた。

「信じられないかもしれないけど、手品を披露している人がいたの」

 そして、当時の状況をみんなに説明し、あの四人が乱闘になったことを強...

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