第158話私を信じて、気分を良くしてあげる

その夜、プレスコット邸の主寝室でのこと。

ミランダはシャワーを浴び終えると、ホルターネックのシルクのネグリジェに着替えた。

彼女はドレッサーの前に歩み寄って腰を下ろし、ボディローションのボトルを手に取ると、手のひらに少し絞り出し、ゆっくりと両腕に塗り広げていった。

ほのかな香りが空気を満たす。

肩甲骨にローションを塗ろうと、体を横にひねって悪戦苦闘していたちょうどその時、寝室のドアが押し開かれた。

クリフトンはダークグレーのシルクのパジャマ姿で、襟元を少しはだけさせていた。

髪はまだ半乾きで、数筋の髪が額にこぼれ落ちている。いつものような鋭さは影を潜め、代わりに気だるげな色気を漂わ...

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